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2007年2月のお知らせ


2月16日 FWB M700アブソーバーの点検と調整について

ファインベルクバウ社製Mod.700のアブソーバー調整について、多数のお客様よりご質問を頂きました。
つきましては、下記にアブソーバー調整についてのご説明をご案内致します。
HTML形式、PDF形式、Word形式をご用意いたしました。
ご希望の方式でご活用下さい。

FWB Mod.700 アブソーバーの点検と調整について Word形式
FWB Mod.700 アブソーバーの点検と調整について Word形式








射手の皆様方へ

FWB M700 アブソーバーの点検と調整について − 重要

 ご使用頂いているモデル 700 のアブソーバーは定期的な点検が必要です。 この点検は機能維持に非常に重要です。下記の要領で 2,000 発ごとに点検し必要であれば調整してください。

手順
(1) アブソーバー機能の点検方法
実射しますので銃口は必ず標的の方向に向いていることを確認して下さい。
テキスト ボックス:

1) 銃を台の上に水平に置く。
2) 弾を装填口に装填する。
3) 引き金を引き弾を発射する。
4) 発射後コッキングレバーをゆっくりと、軽い抵抗が感じられるまで起す。
5) 抵抗が感じられたところで止めて、ボルトの先端と銃身の付け根との間隔を測る。 間隔が12mm〜17mmの範囲内であれば正常です ( 写真参照 ) 。 銃身の付け根からバルブ・ブロックの端 (X) までが約12mmですので、ボルトの先端がバルブ・ブロック端 (X) まで抵抗なく開き、そこから5mm 以内で抵抗を感じれば、アブソーバーの機能は正常です。
6) バルブ・ブロックの端 (X) より前で抵抗が感じられるか、又は17mm以上離れてから感じるようであれば、アブソーバーを再調整しなければなりません。
7) 上記のテストを数回(少なくとも5回)繰り返して結果を確認して下さい。 そのうち 1 回でも12mm 〜17mmの範囲に収まらない 結果が出たら、下記( 2 )により、 アブソーバーの調整をしなければなりません。


(2) アブソーバーの調整
テキスト ボックス:

1) 弾を装填していない状態でコッキングレバーを止まるまで起こし、後部ユニットの左側にあるアブソーバー調整ネジNが見えるようにする。
2) 調整ネジNを回す目安は 1 回に1 / 2回転までです。
  (a) バルブ・ブロックの端 (X) の手前 ( 12mmより前 ) で抵抗が感じられた時は調整ネジNを1 / 2回転締める。
  (b) 17mm以上過ぎたところで抵抗が感じられた時は調整ネジNを1 / 2回転緩める。
3) 上記 (a) 、 (b) いずれかののネジの調整が終わったら、 (1) アブソーバー機能の点検方法 に従い、実射した後に ボルトの先端と銃身の付け根との間隔を測ります。 正常値内に納まるまで調整ネジNを1 / 2回転ずつ回す。


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